「すし処 海味」
長野氏が考える店主の3つの心得
一、お客さまに笑ってもらうこと
二、自分でも食いつきたくなるひと品
三、空間の清潔感
1963年、北海道生まれ。母親方が鮨店を営んでおり、将来は鮨職人をめざそう と思うようになる。高校卒業後、単身東京へ。新宿の調理師専門学校で1年 学ぶ。1982年卒業後、鮨のチェーン店に就職、3年間修業する。その後、個人店 時代に出会った親方に10年師事。30才で店を任され、36才で経営者になる。
「鮨 くりや川」
厨川氏が考える店主の心得
一、お客様のペースに合わせたサービス提供
二、翌日に備えての徹底的な清掃、整理
三、お客様の反応に常に目を光らせる
厨川 浩一
1977年、静岡県生まれ。伊豆高原で営む実家の鮨店を継ぐために18才から東京、神奈川の 鮨、日本料理の名店で修業を積む。28才で西麻布の鮨店の板長を務める。2012年1月、独立 を果たし、恵比寿に「鮨 くりや川」をオープンする。
「浅草 すし游」
岡林氏が考える店主の心得
一、常に笑顔で元気
二、いつも平常心で
三、自分がされて嬉しいことをする
岡林 睦生
鹿児島県生まれ。工業高校を卒業後、電気会社に就職。営業・設備の仕事に2年間 携わる。20才で上京、同級生がすし店に勤めていたことをきっかけに、飲食の世界へ。 以来20年間、すしの道ひとすじに修業を積み、店長の経験を経て独立。 1987年、40才で「浅草 すし游」をオープンする。