12月7日にぐるなび総研は「2015年今年の一皿」を発表しました。
この賞は、その年に話題になったことに加え、社会の動きと関係が深く、世相を反映し、さらに食文化の記録として後世に受け継ぐ価値があることを基準に選定されています。
2014年にスタートしたこの計画。第2回目の今年は以下がノミネートされました。
11月9日にノミネートされた6つは
・おにぎらず
・スーパーフード
・なまずの蒲焼
・のどぐろ
・クラフトビール
・ジャパニーズウイスキー
この中から第一位に輝いたのは?・・・・
第1位.おにぎらず
おにぎらずとは
講談社・週刊「モーニング」に連載中の「クッキングパパ」コミック第22巻に「にぎらずにできるおにぎり」として掲載された。海苔の上にご飯を敷き、その上に具材を乗せて海苔の四隅を中心にあわせるような形で包み、半分に切ったもの。中身がきれいに見える点が今までのおにぎりと異なる。
出典:ぐるなび総研
選定理由は…
同時に、簡単であること、美しいこと、衛生的であることに加え、にぎらないため具材の大きさや形を選ばないことからそのバリエーションも多く、自由な発想で楽しめること等が人々を惹きつけ、定番メニューとして定着する兆しを感じる。
出典:ぐるなび総研
これは某流行語大賞と比べて納得の選考ではないでしょうか!
ちなみに第1回目の去年の大賞は、「ジビエ料理」でした。
ジビエ料理とは
ジビエとは狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味する言葉(フランス語)で、ヨーロッパでは貴族の伝統料理として古くから発展してきた食文化です。
動物の尊い生命を奪う代わりに肉から内臓、骨、血液に至るまで、全ての部位を余すことなく料理に使い、生命に感謝を捧げようという精神が流れています。日本では、11月15日~2月15日まで狩猟が解禁となり、ジビエのシーズンが始まります。ジビエにあまり馴染みのない日本でも根強いファンが多く、ワインにも合うため、グルメ好きにはたまらない人気の高い料理です。
出典:日本ジビエ振興協議会
自然の恵みや尊い生命にしっかり感謝をして調理された野生のお肉料理のことをジビエ料理と呼びます。
ノミネートされた他の物も今年聞いたことあるものばかりですよね!
まだ始まったばかりの同賞ですが、これからも楽しみにまた1年待ちたいと思います(笑)