まな板の歴史は古く、奈良時代まで遡ります。
当時まな板は「切机(きりづくえ)」と呼ばれ、15cmほどの高さの脚が付いた、長さ1m×幅65cm程度の大きな机のような物でした。当時から野菜用と生もの用とで使い分けられており、やがて広く庶民に普及する頃には脚もなくなり、名称も「真魚板(まないた)」や「そ菜板」に変わっていきました。
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そして現在、和料理の板場では今もなお包丁の当たりを吟味するために木製のまな板が使われています。一般家庭では衛生面で優れているプラスチック製のまな板が普及していますね。
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また、中華料理店の中には、衝撃に強い丸太のまな板を使用するなど、用途によって様々に使い分けられています。最近ではガラス製のまな板が開発されるなど、まな板はまだまだ進化し続けているのです。
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