味わいながらゆっくりと
適度なお酒は心身をくつろがせ、またコミュニケーションを円滑にしてくれます。適量のお酒は、人生の良きパートナーとなるものです。
しかし、このように楽しいはずのお酒で、悪酔いや急性アルコール中毒を起こしては何にもなりません。
楽しくお酒と付き合っていくためには、「適度な酒量」を、「自分のペース」で、「味わいながら」飲むことが大切です。
適量飲酒の目安
一口に「適量」といっても、その量は人によってさまざまです。
日本では、1日の適量はビールなら中びん1本(ウイスキーダブルで1杯、日本酒では1合)と言われています。但しこれは、男性で「お酒に強い」タイプの場合です。女性・高齢者、お酒の弱い方はこれより少ない量が適量です。
?
強いお酒は薄めて
濃度の高いアルコールは、のど、胃、小腸の粘膜に強い刺激を与えます。喉頭ガンや食道ガンの原因になることもあります。また、肝臓にも過度の負担を与えます。
強いお酒は酔いがまわりやすいので、早く酔いたい時につい飲んでしまうこともあるかもしれませんが、体のためにも薄めて飲みしょう。
?
休肝日をつくりましょう
沈黙の臓器と呼ばれる肝臓は、日々黙々と働いています。しかし、毎日アルコールの処理を行わせるとオーバーヒートしてしまいます。
週に2日はお酒を飲まない日をもうけ、肝臓を休ませるようにしましょう。