独立を果たした仲間たちと、苦労や喜びを語り合いたい。

29才までイタリアンやフレンチを修業後、31才で独立。6坪の第1号店のレストランをオープンし、繁盛店にする。1997年、「株式会社ひいき屋フードシステム」を設立。2001年、「株式会社アデッソ」に社名変更。リスクの少ない独立制度を推進中。数多くの経営者が排出する企業の創業者である岩田氏にアデッソの魅力を語ってもらいました。

個性的な店の出店から、リスクの少ない独立制度へ。

人ありきの店づくりを岩田氏は説く。人によって個性が違い、その個性を表現するために他とは異なるコンセプトができ、そこから立地と店づくりが始まるのだ。つまり、人の数だけ違う業態のお店が誕生することになる。

「個性から立ち上がった店を、そのまま『独立』というカタチで羽ばたかせていこうということなんですね。（中略）私自身、人生の後半に入ってきて、店や会社や人を長く存続させていく仕組みを作る必要性を考えてきました。（中略）そこから私たちならではの独立のスタイルを確立したんです」
出典：リーダーに聞け！

料理やサービス、本来の仕事に集中できる独立。

アデッソから独立するということは、「時間を買うことができる」ことだと岩田氏は話す。長年、アデッソが培ってきた経営に必要なノウハウをそのまま受け継ぐことができるからだ。

「経営者になったからといって、日々の煩雑な業務におわれて、お客さまに向き合うという一番大切な仕事に手がまわらなくなるなんてことになってはよくありませんよね。20年の歴史をそのまま享受できるということは、仕事に集中できる独立でもあるといえるのではないでしょうか」

出典：リーダーに聞け！

孤独にならないために、料理長からのアドバイスも。

独立した時点で没交渉になることはアデッソの場合は考えられない。密に連絡を取り合い、孤独に陥りがちな経営者をサポートし続けてくれる。

「学校では学べない経営の考え方として、とても大きなウエートをしめるのが孤独と戦うという心理的な問題です。独立した途端に、教えてくれる人がいなくなります。（～中略～）すると、知識やスキルが独立の時点でぴたりと止まってしまうことも多いんですね。これを避けるために、あらゆる悩みを解決できるように、会社との付き合いは持続していきます。…」
（～中略～）エリアマネージャーから既存店の最新の人気メニューを教わることもできるし、総料理長からの貴重なアドバイスを受けることも可能だ。

出典：リーダーに聞け！