肝機能の低下で起こる様々な体の不調
昔から「肝臓の病気＝大酒飲みの病気」というイメージがありますが、今やお酒を飲まない人も安心してはいられません。“デスクワーク中心で運動不足”“外食が多い不規則な食生活”といった現代人ならではのライフスタイルのせいで、脂肪肝から肝炎などにかかる人が増加しているのです。
出典 Ｑlife
肝機能が低下すると病気のリスクが高くなることももちろんですが、肝臓の不調のサインは体の不調として現われます。
- 足のむくみ、だるさ
- 疲労
- 黄疸（眼球や皮膚が黄色くなる）
- 肌荒れ
- 過度の眠気
- 爪が白くなる
- 息切れ
- 急にお酒に弱くなる etc…
「なんとなく体の調子が悪い…」というとき、もしかしたら肝機能の低下からくる不調かもしれません。
肝臓にやさしい春野菜
そんな体の不調に効く、肝臓にやさしい野菜とレシピをご紹介します！昨年溜まった疲れ・忘年会・正月・新年会で酷使した肝臓を労わって春の体の不調を吹き飛ばしましょう。
ホウレンソウ
効かせるための目安量 1日 1/2束(100g)
ホウレン草の健康効果
有害物質を体外に排出 ?
緑色の葉緑素（クロロフィル）や食物繊維、グルタチオンが体内に蓄積したダイオキシンや重金属などを排出。
美肌をつくる?
β（ベータ）カロテンは体内で吸収された後、肌表面で活性酸素の発生を抑制、シミやソバカスを防ぐ美白作用があり。
ホウレンソウを使ったレシピ紹介
ちぢみほうれん草と厚切りベーコンの中華クリーム煮
ジャガイモ
効かせるための目安量 美容効果を得るには1日1個
ジャガイモの健康効果
美肌に効く
100g中レモン約2個分に匹敵するビタミンCは、熱に強く、残存率も高い。美容には欠かせない成分。
腸内環境活性化
難消化性でんぷんの働きで、腸内を酸性に傾け、病原菌がすみにくい腸内環境をつくる。便通改善効果、ダイエットにも。
ジャガイモを使ったレシピ紹介
ジャガイモと柿の金平
キャベツ
効かせるための目安量 1日2枚程度（120g）
キャベツの健康効果
免疫力アップでがん予防
硫黄化合物イソチオシアネートには解毒作用のほかに、免疫力を高め、がんを抑制する効果も。
胃粘膜、肝臓を強化
ビタミンUが胃粘膜を丈夫にし、潰瘍（かいよう）発生を抑制。また、肝機能を高め、肝臓に脂肪がつくのを抑える。
