新しいチャレンジ「低糖質メニュー」への道のり
低糖質メニューがあるフレンチレストラン「銀座 ラトゥーエル」
どのようなことがきっかけでで低糖質メニューが出来たのでしょうか?
「低糖質メニューを開発するパートナーを探していると、ファクスをいただいたんです。でも『うちはやりません』とすぐに返信しました(笑)。だいたい、低糖質メニューという言葉そのものも知りませんでしたからね。ただ、そのあとすぐに、お客様の方から貸切パーティの予約をいただいたときに、食事制限のあるゲストがいるので低糖質メニューはできないか、と問い合わせをいただいたんです。それで、山田先生にメニュー開発のための食材リストをお送りくださいと慌ててお願いして。それがきっかけでした」
出典:厨房に立つ経営者
アンテナを立て、足を使い、アタマをフル回転させる
低糖質メニューを作成するためにいることとは?
「いつも、できるだけ広く情報をキャッチできるようなアンテナを意識的に立てています。アンテナは立てているだけではダメで、やはりこちらから足を使ってそこに行かないと情報をキャッチすることはできない。『低糖質メニュー』をつくるようになって、これまで以上に生産者の皆さんとお会いするようにしています。11月の『低糖質メニュー』で使う食材を実際にこの眼で見に行くために、今週は栃木県の生産者の方々とお会いしてきます。その次は、佐渡にも行く予定です」
出典:厨房に立つ経営者
街の人から、「あの人は料理人だ」
なんて思われたらダメ。
「また来ていただけるレストラン」
このコンセプトを掲げお客様をお迎えするレストラン。
今後はどのようなことを目指していくのでしょうか?
「シンプルでありながら、これほど難しいハードルはないと思います。そこには空間やサービスや料理はもちろん、電話対応、清潔感、備品のセンス、それらすべてのバランスや表現力が関わっているからです。チーム全員の総合力で、このコンセプトを目指していきます」
出典:厨房に立つ経営者