「どうしましょうか?」は、「私はわかりません。教えてください」と同義
飲食店を含む大中小様々な企業の中には、更に多くのチームがあります。チームの中に多数いる部下がリーダーシップを発揮できるようになるためにはどうしたらいいのでしょうか。
「私はわかりません。教えてください」というような謙虚さは時には必要です。
しかし、上記のように解決策を提案せずに、上司に問題だけを報告することは、裏を返せば何も考えずに、「私はわかりません。教えてください」と言っているのと同じ意味です。出典:飲食店経営Q&A
報告は「私は○△□したいと思います。なぜならば●▲■だからです。これでよいでしょうか?」に変えよう!
やはり全て受け身でいては部下の成長にも繋がりにくいと考えられます。自分の中で計画立てて報告するだけで、リーダーシップへ一歩近づくのです。
「新規にアルバイトを採用したいのです。欠員が出てシフトに穴が空いているからです。規定の労働分配率の範囲内で2名採用可能です。よろしいでしょうか?」(中略)
こんな報告・質問ができれば、上長は「YES!(又はNo!)」で答えることができますよね。
「私は○△□したい。なぜならば●▲■だからです。よろしいでしょうか?」
このように、使用する言葉を少し変えるだけで、チーム内のスムーズな意思決定に効果が現れるようになります。
出典:飲食店経営Q&A
許可を得る状態から「自ら能動的に行動する状態」へと変化しよう!
部下が能動的に動けるようになったら、もうリーダーまでの道は間近です。言葉の使い方一つで格段に成長が進むのです。
つまり、「許可を得る」状態から「自ら○△□をする」状態に部下を動かすことで、部下の裁量権のレベルを上げ、受動的に言われたことを実行する存在から、 自ら進んで意思決定をするリーダーへと変えることができるのです。(中略)
「私は○△□したい。なぜならば●▲■だからです。よろしいでしょうか?」
これを是非、試してみてください。あなた自身も、あなたの部下にも。きっと効果が現れますよ。
出典:飲食店経営Q&A