新ジャンルレストランで学び、世界へ羽ばたくドリーム

中央大学時代にハワイアンバーでアルバイトをしたとき、飲食の仕事に興味をもつ。大学卒業後、1年半異業種の営業職を務め、飲食業へ転身。青山のレストランでキッチン、ホールを経験し、店長に就任。2009年、「株式会社 PJ Partners」に入社。新丸の内ビルの「ソルト」に配属。2010年8月、現職に就任。取締役の南山氏に話を伺ってきました。

海をわたって世界の食文化が入港するイメージ

オーストラリア、ニュージーランドやポルトガル、ブラジルまでグローバリゼーションと呼ぶにふさわしい、国際色豊かなレストランを展開しているのが「ピージェイ・パートナーズ」。

社名の「ピージェイ（＝PJ）」とは、ポートジャパン、つまり日本の港を意味する。海をわたって世界の食文化が入港するイメージを表現したものだ。「世界には、きっともっとおいしいものがある」というコンセプトのもと、（中略）ひとつずつ希少価値の高いレストランを創造してきた。
出典：リーダーに聞け！

店長職は店舗経営責任者。実行力とスピード、結果が問われる

リーマンショック当時、各レストランが軒並み売り上げを落とした。しかし、南山氏が手がけたマネジメントによって店舗の売り上げを伸ばしたというのだ。

マネジメント用語でPDCAというものがある。計画（Plan）、実行（Do）、評価（Check）、改善（Action）のプロセスを繰り返しながら仕事を進めていくことだ。（中略）
「店長というのは、店舗経営責任者だと思っています。つまり、結果を求められるということです。（中略）日々の営業を通して、実行力とスピードと費用対効果を考えながら、PDCAを高速回転させていくわけです」

出典：リーダーに聞け！

世界で活躍できるステージがあるのは、飲食人のあこがれ

各国の料理業態を展開する「ピージェイ・パートナーズ」は実際、日本国内の活動のみならずシンガポールやハワイ、上海にもレストランを展開中である。

「世界で活躍できるステージがあるのは、当社の強みだと思います。新丸の内ビルのレストラン『ソルト』でアルバイトで入ったスタッフが、現場で日々成長して実績を出し、今ではシンガポールでゼネラルマネージャーをやっています。これからも国境を越えて活躍するグローバルな飲食人を育てていきたいですね」

出典：リーダーに聞け！