本部と現場がしっかりとコミュニケーションを取るということ
企業人時代、わずか1年で店長に抜擢され、その後は10数店舗を統括するエリアマネージャーを経験していた永山氏。
「いじめかよと思うほど、仕事を丸投げされてきました(笑)。おかげさまで、理論や戦略、店や業態づくりのノウハウについて、深く学ぶことができたと思い ます。でも、いちばん感じたことは本部と現場がしっかりとコミュニケーションを取るということ。人を大事にするということでした」
出典:リーダーに聞け!
理論と動物的な勘。ふたつをバランスよく使いながら
店長やエリアマネージャーをしていた時代から大切にしていたことは「動物的勘」だったという。教科書通りには物事は進まないからだ。
「物件を見るとき、出店をするとき、マーケティング調査をしても、机の上でパソコンや電卓を叩いたりしても、それだけでいい答えが得られるものではないん ですよね。世の中、理論では測りきれないことの方が多い。じゃあ、そんなときどうするか。私の場合、勘を大切にしています。動物的な勘ですね」
出典:リーダーに聞け!
飲みニケーションでは、本音の聞き役にまわる
何よりも人材採用、そして採用後の定着することが飲食店を経営する上で大事な課題。
どの業界でも離職の一番大きい理由は、「人間関係」だ。せっかく人材を採用しても、辞めてしまっては会社として大きな損失。その為にやっていることは、永山氏は現場に立つことを欠かさない。そして、現場とのコミュニケーションを重視すること。「飲み二ケーション」も大事にしている。これは社員だけでなくアルバイトの子たちにも同じように言える。
「アルコールが入って、はじめて本音で語れることもあると思うんですね。酔いが回るにつれて、スタッフから仕事上の不満や疑問点などを突きつけられる夜も あります。口論になることもありますよ。チームの和が乱れているなと感じたら、すぐに飲みに行くことにしています。人間的にクセのあるやつでも、ガマンして(笑)、3回くらいいっしょに飲むと、なんとなくその人間のよい部分も見えてくるものなんですよ。(中略)」
出典:リーダーに聞け!
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株式会社ケーズファクトリー
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