出典:カルピス株式会社
「初恋の味」という、なんともロマンチックで郷愁を誘うキャッチフレーズのカルピスが登場したのは、今から90年以上も前の1919年7月7日のこと。トレードマークの水玉模様は発売日の七夕にちなんで、天の川をモチーフにしたものだといわれています。
1990年に差別意識撤廃という世界的な視野から使用を自主的に中止された黒人のイラストは、30代前後の人にとっては懐かしく、パッケージなどに使用されてきたこのイラストは、第一次大戦後インフレに悩むドイツの画家達を救済するために、創設者三島海運らが企画した国際コンテストで選ばれたものでした。まさに時代と世代、そして国境を越えて愛された乳酸菌飲料カルピスならではのエピソードといえるでしょう。
新鮮で良質な牛乳を脱脂して、乳酸発酵させて作るカルピスの発想は、広大な中国大陸で自然と共に生きるモンゴル民族の中にありました。自然食品ブームの中でも注目されたように、カルピスとなるカルピス酸乳には、血圧降下作用、寿命延命効果、制ガン作用など、健康上重要な効果があることが医学的に究明、実証されています。また疲労回復やストレス低減効果があることも明らかにされてきました。
出典:阪急電鉄
飲むたびに新鮮な味わい。誰の心にも必ずある、初恋へのイメージと郷愁を感じさせ、健康維持にも大いに役立つ。それが、日本生まれのカルピスという乳酸菌飲料です。