さまざまな国で料理に使用されている、じゃがいも。
日本でもコロッケ、シチュー、肉じゃがなどじゃがいもは実にたくさんの料理で使用されています。
このじゃがいもですが、実はいろんな種類があるってご存知でしたか?
それぞれの特長に合わせて調理していけばさらに美味しい料理になること間違いなし!是非じゃがいもの種類を覚えてくださいね!
この6つは外せない!じゃがいもの種類
じゃがいもは、ジャワ島の「ジャカルタ」からオランダの商船によって渡来されたことから「じゃがたらいも(当時の日本ではジャカルタをジャガタラと呼んでいた)」と名付けられ、後にそれが略され「じゃがいも」と呼ばれるようになりました。じゃがいもには、男爵薯やメークイン、キタアカリやシンシアなど、非常に多種多様な品種があり、料理によって使い分けされています。それぞれの特長を理解しておきましょう。
■新じゃがいも
品種を問わず、春先から初夏(北海道では7月~8月)にかけて出荷される掘りたてのじゃがいも全般を「新じゃがいも」と呼びます。皮が薄く、水分をたっぷり含んだみずみずしい食感が特徴。
■男爵薯
現在、国内で最も多く生産されている代表的なじゃがいも。加熱するとホクホクするので、フライドポテトやポテトサラダ、コロッケなどに適している。
■メークイン
男爵薯に次ぐ生産量を誇るじゃがいも。表皮に芽が少なく、くぼみも浅いので皮が剥きやすい。粘質で煮崩れしにくく、煮込み料理に最適。
■キタアカリ
見た目や味は男爵薯と酷似しているが、男爵薯より糖質が少ないため、煮崩れしやすい。蒸しいもやサラダ、スープなどに適している。
■シンシア
食感はなめらかで甘みのあるじゃがいも。煮崩れしにくく味もしみやすいため、おでんや煮物などによく使われている。
■インカのめざめ
サツマイモや栗に似た風味を持ち、また甘味も強いため人気が高い。しかしその反面、疫病や害虫に弱いという特徴があり、栽培が難しいため収穫量は極端に少ない。幻とも称される希少価値の高いじゃがいも。
いかがでしたか?
じゃがいもは紹介した以外にもまだ種類があり、それぞれに適した調理ができます。
普段どの料理にも男爵薯しか使っていないという方は、この料理にはこの種類のじゃがいも、と少し意識してみるといつもより美味しい料理が作れるかもしれませんね。