和食は今や世界でもっとも有名な料理の一つといっても過言ではありません。
その時期の旬ものを活かした味わいや見た目の華やかさで世界から注目されています。栄養バランスにも優れており、2013年11月には「和食」の無形文化遺産への登録が、ユネスコの事前審査で勧告され、同年12月に登録されました。
また、和食は料理や調理法だけでなく「いただきます」や「もったいない」といった日本人の精神も評価されています。少し逸れますが「お・も・て・な・し」も流行しましたね(笑)
今回はそんな和食について日本人なら必ずおさえておきたいマナーについて調べました。
知らないでは済まされない、和食のマナー
1:箸(はし)
右手で取り、左手の平で受け持ち、右手を箸の下にまわして持ちかえます。置くときは逆に三手(みて)あつかいにし、一度使った箸は箸置きや箸袋に置きます。
2:器(うつわ)
左手を添え、右手で持ち上げて左手に持ち替えます。
3:吸い物
椀の蓋の糸底を右手で持って取ります。この時、水滴を落とさないようにして椀の上で蓋を上向きにしてから右側に置きます。済んだら元のように蓋をします。
4:汁物
汁物は熱いうちに食べます。
5:順番
食事は”汁物→ご飯→菜→ご飯”という具合にご飯をはさんで交互に食べます。
6:お代わり
ご飯をお代わりする時は、一口ほど残します。
7:給仕
給仕を受けている間は、箸を置いて待ちます。
8:魚類
きれいに食べ、残った骨は隅にまとめて置き、あしらいの葉などを上に載せ、隠すようにします。
9:茶碗蒸し
敷皿ごと持ち、箸で”い”の字を書くように周りをはがしてから食べます。
10:話題
食事中は話題に注意し共通の話題、楽しい話題を選ぶようにします。
11:声・音
高い声、音を出さないよう注意しましょう。
12:せき・くしゃみ
せき・くしゃみなども目立たぬようにしましょう。
以上が和食のマナーです。さらに細かいマナーや料理別にもマナーがありますがここでは割愛します。全てを網羅することは難しいと思いますので基本的な上記の和食マナーをおさえておきましょう。