あなたは野菜ジュースを作るとき、ニンジンを入れますか?
緑黄色野菜の代名詞ともいえるニンジン。ニンジンに多く含まれるカロテン(ビタミンA)には、お肌をなめらかにする美肌効果をはじめ、血圧を下げたり、抗がん作用があるともいわれ、自家製の「野菜ジュース」には欠かせない、という方も多いですよね。
でも、もし入れる方はちょっと待ってください!
?野菜ジュースにニンジンを入れてはいけない理由
実はニンジンに含まれている“アスコルビナーゼ”という酵素には、ビタミンCを壊す働きがあるのです。
カロチンが取れるからといって、野菜ジュースにニンジンをたっぷり入れても、ビタミンCが壊れてしまってはしょうがないですよね。
酵素は熱を通さない生の食べ物に多く含まれていて、免疫力を高めたり消化を助けたり、私たちの体にうれしい働きをしてくれる成分ですが、組合せによってはこんなデメリットもあるんです。
健康になりたい!それなら特徴を知って賢く摂取しましょう◎
それでもニンジンを入れたい!そんな時は
「じゃあ、ビタミンCとカロチンはいっしょには取れないの?」と、そんな心配はしないでください。ニンジン入りの野菜ジュースを作る時は、レモンなど酸の強い果物をいっしょに入れましょう。酸が酵素の活性を抑えるので、ビタミンも守られます。
また、ニンジンのカロテンは皮や葉に特にたっぷり含まれているので、無農薬のものが手に入ったら、ぜひ丸ごとジュースにすることをおすすめします◎
ニンジンをプラスで美肌をキープ♪
ニンジンとレモンで健康いっぱいの野菜ジュースをどうぞ!