かぼちゃのいろいろ♪
えびすかぼちゃ
よくお店で見るかぼちゃは、ほとんどが「えびすかぼちゃ」です。甘みがあって、煮物・揚げ物・スープ・デザートに適しています。
みやこかぼちゃ
ホクホクした「みやこかぼちゃ」もポピュラーです。水分が多くてねっとりとした「菊座かぼちゃ(日本かぼちゃ)」は、煮くずれしにくいので煮物に最適!
坊ちゃんかぼちゃ
最近よく見かけるようになった手のひらサイズの「坊ちゃんかぼちゃ」は、甘み・ほくほく感も十分で、中をくり抜いてそのまま器として利用できるので人気急上昇中の品種です。?
バターナッツかぼちゃ
西洋のかぼちゃで近年、人気が高まっているのは、ねっとりとして甘みの強い「バターナッツかぼちゃ」。南アメリカ原産ですが、実は植物分類上では日本かぼちゃと同じ種になるとか。こちらはポタージュにぴったりの美味しいかぼちゃです!
ハロウィンのかぼちゃは食べられる?
一方、西洋のかぼちゃというと連想されるのがハロウィンで使用されるかぼちゃ。飾り用として売られているかぼちゃの多くは「ペポかぼちゃ」の一種です。日本でも「おもちゃかぼちゃ」として古くから生産されていますが、観賞用のため渋くて固かったり、大きいものはスカスカしているため食用には向いていません。
良いかぼちゃを見分ける方法
良いかぼちゃは皮が固く、ずっしりと重いのですが、日本かぼちゃは、溝やこぶが多いものほどおいしいとされます。西洋かぼちゃの場合はヘタの茎が枯れているものは完熟しており、甘さもひとしおです。また、切り口が若々しいものはまだ買ってはダメ! 食べ頃はもう少し先です。カットされたものを買うときは皮と実の間に白い塊がないかよく見てください。これはクリスタル化という現象で、調理しても固く苦いので要注意です。
保存法は、丸ごとの場合は風通しの良い場所、切ったものは中のわたや種を取り除き、ラップで包んで冷蔵庫へ。
かぼちゃは食物繊維やカロチンが豊富で、しかも安い! ポタージュやソテー、天ぷらやフライはもちろん、レンジで加熱してホワイトソース&とろけるチーズ&パン粉をかけ、トースターで焼き色をつけたグラタンもおすすめ♪
おいしく食べて健康になりましょう!