収入をアップしたい人や、目標のために貯金に励んでいる方にとってバイトの掛け持ちは魅力的です。フリーターなど、アルバイトで生計を立てている人の中には掛け持ちをしている人も多いのではないでしょうか。
しかし、収入がアップする反面さまざまなデメリットがあるのも確かです。掛け持ちによる体力的、精神的負担を減らす鍵を握っているのは「シフト調整」。
今回は、バイトの掛け持ちをする前に知っておきたいシフト調整のポイントについてお話します。
バイト先を選ぶ段階で……
掛け持ちをする上で気を付けたいのが、バイト先の選び方です。
これから掛け持ちを考えているという方は、以下の3つのポイントを踏まえてバイト先を探すことをオススメします。
■自宅からの距離が近い
ただでさえ休息の時間がなくなるバイトの掛け持ち。勤務先が離れていると、その分体力や時間を消費してしまいます。掛け持ちをする際は、なるべく自宅から近い勤務先を選びましょう。
■時間の融通が利く
時間やシフトの融通が利きやすいことは、掛け持ちバイトのシフト調整をスムーズにする上で欠かせないポイントです。
また、自分で勤務日や勤務時間がコントロールできるということは、精神的な余裕にも繋がります。
■体力仕事は避ける
すでにやっているバイトの内容にもよりますが、掛け持ちで体力仕事をするのは想像以上に身体的負担が掛かります。体力仕事は極力避けるようにしましょう。
また、接客業の場合は客層にも注意が必要です。酔っぱらいの相手は精神的にも体力的にも消耗するもの。あらかじめ店の様子を伺うなどして、客層をチェックしておくことが大切です。
体調管理を第一に考える
バイトを掛け持ちする際、第一に考えなければいけないのは自分の体力や体調です。
週3~4勤務のバイト先を2か所掛け持ったとして、日にちをずらしてフルタイムで勤務していたら休みはゼロ。いくら収入アップのためとはいえ、休みがない状態を続けていてはどれだけ体力があっても持ちません。週に1~2日はしっかりと休息できる日を作りましょう。
時間にゆとりを
1日に2か所のバイトを掛け持つ際は、2つのバイトのシフトをなるべくずらしておくことが大切です。バイトが終わってすぐにバイトでは、心身共に休まる余裕がありませんよね。
1つのバイトが終わったらひと眠りできるくらいのゆとりを持ってシフトを組んでおきましょう。
掛け持ちバイトのシフトを調整する上で、押さえておきたいポイントについてお話ししました。メインのバイト先を基準に考え、現在の生活状況に組み込みやすいシフトが組めるバイト先を探しましょう。
バイトを掛け持ちする際は、双方の就業規則をよく確認した上で始めてくださいね。