最近ではサプリメントの種類も増えて食事だけではカバーできない栄養素も摂取することが可能になっています。
みなさんはそんな様々な栄養素の中から”亜鉛”を意識して摂取していますか?亜鉛ってそもそもどんな食べ物に多く含まれているのか、また亜鉛不足になると体にどんな影響を及ぼすのか、ご存知ない方が多いのではないでしょうか。そこで今回は亜鉛について調べました。
こんなにヤバい!亜鉛が不足すると・・・
体内の亜鉛が不足してしまうと味覚障害になります。亜鉛は体の細胞が新しく生まれかわる新陳代謝に欠かせないミネラルで、亜鉛不足になると新しい細胞が作れなくなります。
味覚障害になりやすい人は、加工食品・インスタント食品を食べている人や無理なダイエットをしていて偏った食事をしている人があげられます。
加工食品・インスタント食品を摂りすぎると、それらに含まれている「ポリリン酸」や「フィチン酸」などの食品添加物が亜鉛の吸収を妨げたり、排泄を促したりします。
また亜鉛が不足すると、味覚障害以外にも、様々な問題が起こります。例えば、成長が遅れたり、脱毛、免疫力の低下などがあります。さらに、「甘み」「塩み」「酸味」「苦味」を感じられないことで、自然と味付けが濃くなり、食塩を多く摂りすぎることで、高血圧などの生活習慣病などを引き起こします。
これら危険な症状をふせぐために、亜鉛を摂取することはとても大切です。
日頃から意識して下記食品を食べるようにしていきましょう!
◆亜鉛を多く含む食品◆
牡蠣・牛肉・豚肉・うなぎ・レバー・いわし・玄米・豆腐・納豆、など
※ビタミンCを一緒に摂取することで、体内への吸収率が上がり、より効果が得られます。生牡蠣やステーキにレモンを絞るのは理屈に合っています。
亜鉛の1日での摂取推奨量は成人男性で12mg/日、成人女性では9mg/日とされていて、現在成人の亜鉛の摂取量は推奨量に比べて少し不足気味であることが分かっています。普段からバランスの良い食事を心がけていきましょう。