「商品名+おじさん・おばさん」
飲食店のアルバイトをしていると、常連客と毎日顔を合わせるような状況があります。お客さんも慣れてくると毎日同じメニューを頼み「いつもの」という頼み方をしてきます。そうした方は、「商品名+性別」というあだ名が誕生しやすいはずです。
ちなみに私が経験した「ピザおばさん」は、いつもお店のピークタイムに訪れ「会議が…会議があるから早めに…早めに作って」と言って、店員を急がせる方でした!
例:ソースカツおじさん、ピザおばさん
「タバコの銘柄+おじさん」
マナーの悪いお客さんの中には、タバコをくわえながらお店に入ってくる方もいます。そういった方は、喫煙習慣のせいか尋常ではないほどのタバコ臭を発していることがあります。
接客するアルバイトの方にとって印象的であるために、お客さんの吸っている銘柄から「ハイライトおじさん」「マル金(マールボロライト)おじさん」と呼ばれるようになることもあるでしょう。
新人アルバイトの方が入った際には「あの人がハイライトおじさんだよ」と紹介しやすいかもしれませんね。
ジョン・レノンもしくはキリスト
お客さんが痩せ型で長髪・メガネをかけているとなれば、もうそれは「ジョン・レノンというあだ名を付けてください」と言っているようなものです。またメガネを掛けておらず、髭の生え方や量が特徴的な場合はキリストというあだ名がつけられる傾向があります。
キリストが来店した際には、厨房に「神来ました!」と報告すると店内が盛り上がることでしょう。
ギャンブラー
競馬や競輪の新聞を持って、お店に入ってくる常連客にありがちなあだ名です。接客の際、新聞を見ているその鋭い眼光から一見怖そうな雰囲気を感じ取るかもしれません。ですが意外にも、話しかけたりちょっとしたサービスをしたりすると、驚きと喜びの表情を浮かべて気軽に話しかけられるようになるかもしれませんよ。
あだ名というのは人の特徴をうまく言い当てるほど面白く感じます。
ただ単に「クソ野郎」「馬鹿」といった悪口になってしまうと、お客さんにも失礼ですし聞いていて面白味を感じないので避けるほうが良いでしょう。
「何となく似ている」という印象のおじさんやおばさんに、アニメのキャラクターに当てはめるというのも一計です。