バイトを円満に辞める理由や言い訳とは?【飲食店経験者の理由例あり】
始まりがあるものには終わりもあるものです。
それは飲食店で働くアルバイトの方も同様です。アルバイトを始めたなら、いつかは辞める時を迎えます。
辞める意思の伝え方次第では、アルバイトの思い出が良くも悪くもなります。
実際に退職する理由がどうであれ、今回は円満に退職するために知っておきたい辞め方についてお届けします。
フェードアウトや急に辞めるのは避ける
飲食アルバイトに限った話ではありませんが、意思を伝えてその日のうちに辞める場合や突然連絡が取れなくなって辞めてしまうケースがあります。
嫌なことや耐えがたいことがあったとしても、こうした辞め方は避けたほうが良いです。お店や状況によっては、損害賠償を求められるケースがあります。
メールやLINEでは辞める意思を伝えない
最近では、どんなことでもLINEやメールで連絡する方がいます。
しかし辞める意思を伝える際には店長などに直接会って話したり、電話をかけたりしましょう。また他の方を通して辞めることを伝えてもらうのも円満な解決にはなりえないので注意が必要です。
辞めるタイミング
アルバイトは2週間前に退職宣言をしておけば、雇用側には止める権限はありません。だとしても、基本的には最低でも1カ月前には辞める意思を伝えておきましょう。1カ月の猶予期間を置くことで、雇用側も対応できる時間が設けられるからです。
またお店側の都合もありますが、飲食店にとって繁忙期であるクリスマスや年末年始は避けることをオススメします。
「自己都合」の一点張りもアリ?
店長などに辞める意思を伝えた場合、「なぜ?」と聞かれます。もちろん素直に伝えることも大切ですが、できるならやんわりと相手が「引き止め」にくい言い方をすると良いでしょう。よく見られる例としては以下の通りです。
・学業に専念したい ・就職活動に専念したい ・サークルや部活動に専念したい ・引越しするから ・家庭の事情のため
実際にそのような事情で辞めるのは仕方がないですが、それが作り話だった場合は大変です。しっかりとした理由が思いつかない方に紹介したいのが、「自己都合」の一点張りです。辞める理由について聞かれたら、落ち込んでいるもしくは聞かれたくない話のような雰囲気を出して「自己都合です……」と言うだけで相手は「察してあげないと」という思いに駆られることでしょう。
辞める際にはタイミングや伝え方も重要ですが、何より大切なのは去り際の挨拶かもしれません。心に思っていなくても、とにかく感謝の気持ちを伝えましょう!
送別会などでコメントを求められた場合には、アルバイトでの業務を振り返りつつ「“皆さんのおかげで”成長しました」と答えましょう。その言葉に「この子がいて良かったな」と相手に思ってもらえるはずです。
アルバイトの退職を検討されている方は、今回の記事を参考にされてはいかがでしょうか。