なぜ合同説明会が主流になりつつあるのか?
毎月全国各地で何百という数の合同説明会が開催されています。(合説どっとこむ調べ)
それだけ、人を採用したい企業も、本来求人媒体や人づてで採用できていた時代に比べ、
一歩前へ!歩み寄り、積極的に企業アピール、人材採用を考えています。
実は、この傾向は景気が良くなってくると、合同説明会は増えてきて、
景気が下がり雇用が減ってくると、合同説明会の開催数も減ってくる、
そんな図式になっています。
実は、合同説明会が増えているのは、それ以外にも理由はあるのです。
これだけネットでの情報が氾濫してくると、
「たくさんあるのはわかるけど、どれも良いことを言ってるし、比べられない」
という人も増えているので、ユーザーからも求められているのです。
ネット時代が進む一方で、アナログ回帰とも言えるように、
リアルに会って、直に話を聞く、ということは、
転職者にとっても、とても良い機会なのです。
新卒の就職活動では会社説明会はすでに定着していますが、
今では一般の転職者向けの合同説明会も浸透してきており、
転職活動中の方もこの機会をうまく活用してきています。
でも、まだまだそういった場に不慣れな方も多く、
イマイチどうやって会場を回るのか不安があったり、どうやって声をかけたらいいのかわからず、積極的に勧誘するままに流されて席に誘導され、自分の欲しい情報が得られないまま一日を過ごしてしまう、なんて声も耳にします。
次は、そんな方に合同説明会の活用の仕方をお伝えします。
合同説明会に行く前に準備すること
せっかく時間を使って、合同説明会に行くならば、是非行く前に準備をしたいところ。
会場では、多くの企業が待ち構えています。
企業も参加するからには一人でも多くの人と会って話したい気持ちが強いので、
何も考えずに会場にふら~と入ると、あれよあれよとその流れに巻き込まれてしまいます。
ここで、合同就職・転職説明会に行く前に準備をしておくことをお伝えします。
1.当日何を得たいかを決めること。
会場に行く前に、その日何を得られたら、自分は納得いくか、行ってよかったと思えるか、
それを決めてから臨みましょう。
2.その日●件の企業と話すと決めておく。
来場者と少しでも多く話すことに意気込みは強くあります。
その気迫に物怖じしてしまい、せっかく行ったのにスグに足が出口に向かってしまうこともあります。
ただ、せっかく行ったのであれば、
いつ、どこで、どんな形で、本当に望んでいた出会いに遭遇するかはわからないのも、
合同説明会の良いところです。
なので、数を決めて、少しでも多くの企業と話をしてみることをおススメします。
3.事前に行く企業を数件決めておく。
事前に企業の情報がわかっていれば、ある程度行く先の企業を決めておくのも良いでしょう。
ただ、事前の情報だけに頼りすぎないことも注意すべき点です。
4.自分の優先順位を決めておく
給与について、休みなのか、もしくはどんな人と働きたいか、ある程度イメージして絞っておくと、会場を後にした時の納得感が違います。
5.一期一会に自分の人生をかける。
最後は、当日、その身をまかせ、偶然の出会い、一期一会を信じる。
これも必要なこと。
行く前に自分の気持ちを決めておくことが大切です!
当日、会場についた時の回り方
会場は大きいところだと、人が沢山いて気おくれしてしまうかもしれません。
まずは会場の案内資料とエントリーシートを作成し、全体像を知りましょう。
初めての場合は、緊張してしまうかもしれません。
そんな時は、会場のスタッフの方に声をかけてみて下さい。
丁寧に対応してくれますし、会話をする準備運動にもなりますよ。
ある程度、資料をもとに目ぼしをつけます。
業種・業界が複数にまたがる総合的な合同説明会では、ブースに入る前に
ある程度資料をもとに行く場所を把握した方が良いでしょう。
業種や業界が特化している企業が集まる合同説明会は、もっと回りやすいかもしれませんね。
絞り込んでいればいるほど、端から話を聞いて、全部のブースに座って比較し、話を聞いてみるのも良いと思います。
どうやってブースに座ったらいいか
なかなか自分から声をかけづらく、何て言ってブースに座ったらいいのかわからないんです。。。
そう質問されることもあります。
そんな時は、
「会社の話をお聞きしてもよろしいですか?」
と声をかけて下さい。ブースに座る企業の担当者は、その為に座っているので、
丁寧に話をしてくれるかと思います。
どんな話をすればいいのか?
まずは、先方の会社の話を聞きましょう
そして、自分の考えていること、働いた後どうなりたいのか、
その中で給与のこと、待遇面、休みの確認などもしても大丈夫です。
その場は面接ではないのです。双方にとって同じ条件、互いに選ぶ立場にいますので、何でも疑問に思うこと、資料では見えないことは質問してもらって構いませんが、そんな中でも相手があなたと働きたい、と思わせるようにした方が良いです。
その為には、明るい雰囲気で、うなずいて相手の話を聞く、とか
ハキハキと話すとか、良い印象を残しておいた方が、
あなたにとって、その後の選択肢は広がります。
何はともあれ、まずは行ってみる!
ある程度、業界を絞っていたら、
色んな業種・業界があるよりも、業種を絞り込んだ合同説明会をおススメします。
形式にとらわれず、話しやすい雰囲気づくりがで着ている方が、
特にあまり参加したことが無い方には回りやすいと思います。
<おススメの合同説明会>
飲食業界:
http://www.gourmetcaree-tokyo.com/fair/