バーのアルバイトとは
お酒を楽しむ飲食店であるバー。バーで働くといっても役割によって内容は大きく異なります。お酒を作る「バーテンダー」のお仕事。お客様に食べ物や飲み物をお出しするスタッフの「ウエイトレス」のお仕事。その仕事内容はそれぞれのお店の規模や雰囲気によって異なってくるのがバーの特徴です。主な仕事内容を見てみましょう。
バーでの「バーテンダー」の仕事内容
・オーダーを受ける
・お酒を作る
・接客
・仕込み、片付け作業
バーテンダーの仕事は、豊富なお酒の知識が必要となってきます。お客様がリクエストしたお酒を作らなければいけないので、覚えるカクテルの数は100を超えることもあるようです。最初は、チェーン店のメニューが決まっているダイニングバーなどで働いてみるという手もありますね。バーには「バーテンダーと話をしたい」という理由で足を運ぶお客様も多いので、大人と適切に会話出来るスキルやマナーを心がけておく必要があります。
バーでの「ウエイトレス」の仕事内容
・仕込み、後片付け
・皿洗い
・会計、レジ
・フードの提供
・テーブルの片付け
店によってウエイトレスともスタッフとも言われる、主に片付けやフードの提供をするお仕事です。バーによっては、バーテンダーがこちらの業務も兼ねてするお店もあり、1度お店に確認してみましょう。規模の大きな、テーブル数の多いバーラウンジなどには欠かせない職業です。こちらもお客様の接客は必須で、有名な店になるほど外国人のお客さまも多く、コミュニケーションが得意な方に向いている職業と言えるでしょう。
バーのバイトのシフト・時給・待遇
「勤務時間の例」
・18時~24時(シフト 18時~24時:応相談制)
・20時~朝6時(シフト 20時~24時:23時~閉めまで)
上記のシフトはあくまで例ですが、基本的に夕方から終電前、夕方から始発頃まで、のように他の飲食店とは時間帯が大きく異なっていることが多い業種です。お酒を扱うのでもちろん未成年は働けません。学生の場合は、応相談でシフトを組んでくれるお店もあるので、面接の際に確認してみましょう。
バーのバイトの時給例(関東圏)
・バーテンダーの場合…約1000~1500円
・ウエイターの時給…約1000~1500円
基本的にアルバイトでのバーの業務に時給の大きな差はなく同じくらいだと言えます。時間が遅くなるほど時給が100~500円程度多くなることもあります。
こちらは、グルメdeバイトに実際に掲載されていた、首都圏の寿司屋バイトの待遇を元に作成した待遇例です。あくまで一例なのでお店によって異なります。実際の掲載情報をチェックしてくださいね!
バーバイトのメリット・デメリット
メリット
・お酒についての知識がつく
・接客マナーが身につく
・お客様と仲良くなれる
・人脈が増える
・夜の業務なので昼間の時間を自由に使える
バーで働くと、自ずとお酒に関する知識が増えます。バーテンダー志望の場合、最初に研修や練習期間を設ける店が多くお酒作りを基礎から学ぶことが出来ます。シェイカーなど、専用道具の使い方も学ぶことができるでしょう。また、普通のバイトでは出会えないような人と仲良くなれたり、人脈が増えたりするのが大きな特徴です。
夜の業務が多いので、昼間は忙しい学生にも向いていると言えます。私生活に支障をきたさないよう自分でシフトを管理することで、時間を有効的に使い働くことが可能です。融通が通りやすい店か、フルタイムで働かなければいけない店か確認しておく必要があります。
デメリット
・お酒が苦手な人には向いていない
・お酒の種類やレシピを覚えるのが大変
・家族との生活時間のずれが生じる可能性がある
・コミュニケーションが苦手な人には難しい
お酒を扱うので、お酒に興味がある人が向いているでしょう。最初はお店が始まる時間より早くお店に行き、お酒のレシピや器具の使い方を覚える必要があります。夜の営業で、飲みすぎてしまったお客様への対応も求められます。
バーバイトの評判まとめ
バーでの仕事は「初心者でも出来る」アルバイトです。まずは初心者可の店に応募してみるのも良いかもしれません。覚えることは多いですが、接客マナーやお酒のレシピなど将来役に立つスキルを身につけられるバイトです。バーでのアルバイトは最初、練習期間が続くこともありますが、努力次第で実力アップできる仕事です。興味がある人はぜひ挑戦してみて下さい!