その①立ちっぱなしなので終わるころには足が棒に
レストランバイトは立ち仕事。休憩以外の時間はほとんど立ちっぱなし。ホール担当はずっと歩き回ります。キッチン担当は立ちっぱなしで重いフライパンをふるいます。そのため足が痛くなってしまうのは仕方のないことなのかもしれません。
その②料理と飲み物の種類が多くて覚えるのが大変
お店の規模にもよりますが、料理と飲み物の種類はかなり多いです。普段は食べないような料理でも、料理名、使っている食材、味(甘い、からい、しょっぱい、薄め)値段は覚えておかなくてはなりません。飲み物はお酒であれば、使っているお酒の種類や味、割り方、ワインの産地、どんな食事に合うか…など知っておくことが多くなっていきます。
またキッチン担当者なら、料理について詳しいレシピを覚えなければなりません。そのため「覚えることの多さに驚いた!」と言う新人が多いのです。
その③クレーム対応が精神的につらい…
混みあったり、忙しい時間だったりすると時々クレームが出てしまいます。手が離せない状況の時こそミスが起こりやすく、クレームに繋がってしまいがち。そんな時に厳しいことをお客さんから言われてしまうと精神的にきつくかんじますよね。クレームをさらに大きくさせないように対応するのも、またつらい…と感じるでしょう。
その④お皿やジョッキが思っていたよりも重い
レストランの食器は、家庭用食器よりも大きく重ためのことが多いです。そのため運んでみると意外と重くて腕が痛くなったという声があります。
また下げ膳では、複数のお皿を一度に下げるため、料理が無くなったとしてもかなり重たく感じるでしょう。気が付かないうちに腕に筋肉が付くことも珍しくありません。
その⑤人間関係に苦労することも
レストランバイトでは同じ空間で忙しい時間を長時間過ごすため、人間関係がギスギスしやすいことがあります。忙しい時にふいに取ってしまった行動や、言動によっては相手をイラつかせてしまうことも…。多くの飲食店に共通するかもしれませんが、人間関係には注意が必要です。
その⑥接客には柔軟性が求められる
お客さんによっては肉が食べられなかったり、アレルギーがあったりする理由で料理内容を変えてほしいとお願いされることもしばしばです。また中には、平気でメニュー外の物を頼まれる場合も。そんな時は、キッチンの人と連携を取りながら調理可能かかどうか確認して、柔軟に対応しましょう。
その⑦シフトの自由度が意外と低い
基本的にピーク時と休日・祝日はシフトに入ってほしいと頼まれます。そのため、GWやお盆、正月など大型連休は休みにくいです。また1週間以上の連休を取ることも好まれません。テスト期間などで長期間休みたい場合は、相談できるお店を選びましょう。
時間も早番・中番・遅番など割り振りで固定されていることが多いので、時間の融通が利きやすいコンビニやレンタルショップなどに比べシフトの自由度は低く感じるでしょう。
その⑧サービス残業がある
シフト終了の時間が来ても、きりが良いところまで仕事をしないと上がれない場合があります。なぜなら連携やチームワークで動いている仕事であるためです。
お店によっては30分・1時間ごとに時給が発生するため、時給につかない程度に残業することも…。改善されているお店もあるかもしれませんが実際は少ないです。サービス残業をしなくない時は、面接時に残業の有無、残業の時の時給が付くかは確認しておいた方が良いかもしれません。
その⑨手作業が多くアナログなお店が多い
居酒屋やファミレスではハンディがあるお店や、オーダーがタッチパネルのお店を目にします。お会計も伝票のバーコードを読むだけなど、デジタル化が進んでいます。しかしレストランやカフェはまだまだアナログなお店が多く、伝票は手書き、古いお店ではレジも手打ちのところも…。忙しいのに1つ1つの作業に時間がかかってしまうのできつく感じる時があります。
その⑩キッチンのハードさに驚く
レストランは料理にこだわるお店が多く、店の味を出すためにもしっかりとした調理を行います。そのためキッチンはハードです。熱い厨房で重い食品を運ぶことがあります。また同じ動作を同じ姿勢で続けるため体が痛くなることも。
あるあるおまけ…賄いが美味しくてきつさを忘れそうになる
レストランの賄いは飲食店の中でもかなり期待ができます。ファミレスや居酒屋のようにメニューを○%引きで食べれるではなく、店長や社員のオリジナル料理を食べられたり、時にはシーズものの食材を使った料理を食べられたりします。そのため休憩時間が楽しみになって、きつさを忘れられるかも?
「レストランバイトのきついところ」共感できたでしょうか?
きつい所に共感できたでしょうか?意外ときつい所があるレストランバイトですが、賄いが美味しかったり、料理やお酒に詳しくなれたり、メリットもあります。きついことを知った上でチャレンジしてみたくなった方はぜひレストランバイトに挑戦してみてくださいね!