カフェに就職した場合(正社員)の待遇
カフェの年収・月収
カフェの月給は一般的に16~25万円ほど。店長クラスになると22~32万円ほどになります。一般社員の年収は220~310万円ほどです。店長クラスであれば270~400万円ほどです。
1日の労働時間
カフェの労働時間はシフトによって異なります。
カフェの労働時間例
・朝担当 ……… 7~18時
・昼担当 ……… 10~20時
・夜担当 ……… 11~22時
労働時間は平均して約8~11時間で、休憩が1時間という場合が一般的。8時間を超える場合は、残業代として給与に加算される場合もありますが、お店の条件により異なります。
労働時間は長めです。しかしカフェは早朝・深夜営業がないお店が多いので、働く時間帯は安定しています。
休日
休日は8~9日が一般的です。定休日があるカフェであれば、休みが固定されます。定休日の無いカフェであれば、シフト制になるので不定休となります。
カフェ(就職)の仕事内容
カウンター方式のカフェ
・コーヒー・軽食の提供
・焙煎&仕込みなど
・レジ・オーダー
・洗い物
・カウンター・ホールの清掃
オーダー形式のカフェ
・お客さんの案内
・オーダー
・ドリンク、軽食、料理の調理
・ドリンク、軽食、料理の提供
・レジ
・焙煎&仕込み
・キッチン・ホールの清掃
・洗い物
カフェの仕事内容はお店によって大きく異なります。
一口にカフェといっても、コーヒー主体のお店や、ランチやディナーなどしっかりとした料理を提供するお店、お酒を取り扱っているお店などさまざまです。またお店によってはコーヒー豆にこだわり、自家焙煎をしているお店もあるでしょう。ケーキを手作りしているお店もあります。その場合は、焙煎やケーキ作りも仕事のひとつとして加わります。
社員または店長の仕事に含まれるもの
・シフト作成
・ミーティングの資料作成
・研修などマネジメント業務
・売上管理
・売上達成率やサービス改善案などの店舗改善業務
・新メニューの開発
社員には、カフェの一般業務に加えて、店舗オペレーションやマネジメント業務が加わります。シフト作成やミーティングの資料作りは時間外労働となることもあります。新メニュー開発は、コーヒーを学びたい人にとって腕の見せ所となるでしょう。
カフェに就職をするにはどうすれば良い?
カフェに就職するには、2つの方法があります。
専門学校に行き、就職する
カフェ社員には特別な資格は必要ありませんが、カフェと製菓が学べる専門学校や調理師専門学校に行ってから就職する道もあります。コーヒーの基礎知識やケーキ・料理の調理方法が学べるからです。また学校から就職先を紹介してもらえる場合もあります。在学中に、実際にアルバイトをしてみて就職先(お店)を吟味する時間もあります。そのためじっくり考えてお店を選べるというメリットがあります。
アルバイトから経験を積み、就職する
チェーン店などのカフェ社員の多くはアルバイト経験後、社員になる場合が多いです。専門学校に行く費用がない場合でも、アルバイトから経験を積めば十分に就職できるチャンスがあります。
カフェを開業するには資格が必要?
もし将来お店を開業したいのであれば「食品衛生責任者」の資格が必要です。お店を開くには、必ず店舗に1人「食品衛生責任者」の資格を保有するものが必要となるからです。 カフェ開業にあたって質問の多い「調理師免許」の取得は、食事を提供するカフェであっても必須ではありません。しかし取得しておけば、料理の専門知識や食中毒に関する知識を学べます。加えて「調理師免許」を取得していれば、「食品衛生責任者」の資格の取得が免除または申請の実となります。
カフェの仕事はきつい?
カフェで働く人の口コミをご紹介します。
土日・年末年始・GW・お盆は休めません。
だからと言って、人手不足が現状。代休もありません。
出典:ヤフー知恵袋「カフェの社員勤務は、給料が低いと聞きました」
出典:ヤフー知恵袋「カフェ ベローチェでバイト経験がある方」
初任給が少ない、残業代が付かないという口コミが見られました。連休は休めないとう声も。
就職をするのであれば、本当にカフェが好きかどうか一度考えてから、面接を受けましょう。
カフェ就職を目指すならアルバイトを一度してみては?
カフェ就職を目指すのであれば、学生の間に一度カフェでアルバイトをしてみるのがおススメです。カフェはお店によって、仕事内容が大きく異なります。チェーンのお店の多くは、コーヒーを機械で抽出するので、コーヒーを淹れる技術はあまり学べません。
このように様々な条件や、異なる仕事内容を加味する上では、いきなり就職するよりも、アルバイトをして確かめてみるのがおススメ!お店によっては高校生や専門学生も採用しています。ぜひ一度、カフェでアルバイトをしてみて下さいね!