稲村ケ崎の老舗「レストランMAIN」さんへ!
日々、色んな飲食店に取材にうかがうグルメキャリー編集部が、本誌には書けない個人的な感想をつづるThe編集後記。
今回はグルメキャリー本誌の巻頭企画ページ「フロアに立つ経営者」の取材を行うため、
鎌倉市南西部の稲村ケ崎にある「レストランMAIN」さんにおじゃましてきました。店内から江ノ島や富士山もうかがえる最高のロケーションということで、取材班のテンションもMAXに!
目の前に広がる湘南の海。富士山まで一望!
「レストランMAIN」は、現オーナーである吉澤さんのお父様が1968年に湘南エリア最初の洋食店としてスタート。半世紀にわたり地元をはじめ観光のお客様からも親しまれ、今年6月にリニューアルオープンを果たした老舗洋食レストランです。
今回のリニューアル時には大改装を行い、2階部分には海が見える天然温泉施設も併設されました!レストラン店内は間仕切がなく広々として、大きな窓からは江ノ島や富士山も一望でき、その開放感は圧巻の一言。スタッフも、サンセットタイムには思わず手を休めて見とれてしまうという絶景です。
取材日はあいにくの天気で、残念ながら富士山は見えませんでしたが、間近に迫る江ノ島を眺めることができました!
※晴れている時の写真です。テラス席からはこんな絶景が!!
オーナーさんのトークが炸裂!!
インタビューが始まるやいなや、オーナー吉澤さんのおもしろトークが冴えわたります!波乱万丈な学生時代を過ごしてきた吉澤さん。飲食の道を志す読者にとって、非常に勉強になるお話から記事に書けないようなお話まで(笑)、たくさん聞かせていただきました!
家業に携わって40年以上になるという吉澤さんですが、一緒に働くスタッフや仲間、出会った人やお客様に育ててもらった、と語ってくれています。
「レストランMAIN」の社員さんは、年に1回、なんと「30日程の長期休暇」を必ず取得しています。なんともウラヤマシイ!!勤続10年前後のスタッフさんが多いというのも納得です。ヨーロッパのお店のような環境を目指しているそうで、こんな待遇面からも人生経験豊富なオーナーの度量の大きさがうかがえますよね。
創業時から守り続ける「黒いデミグラスソース」の味
原稿に使用する写真を吉澤さんにご相談。「うちは料理にこだわりがあるので、やっぱり料理かな」と言って、「レストランMAIN」の一番人気の看板メニューであるハンバーグを撮影することになりました。1968年の創業以来変わらないという、伝統の「黒いデミグラスソース」の味にはかなりこだわっているそうです。
取材終了後、ハンバーグを食べさせていただきました。う、うまい…!撮影後、時間が経っていたにもかかわらず、ふんわりジューシーで柔らかいお肉に、コクと深みがすごいデミグラスソース。絶品でした!
皆さんも江ノ島へお出かけの際には、ぜひこのデミグラスソースを味わいに、「レストランMAIN」を訪れてみてはいかがでしょうか?
取材後記
ウキウキと鎌倉の地に降り立ち、取材店の近くで昼食をとっていた取材班。しかしにわかに空模様が怪しくなり、ドシャーゴロゴロドッカン!!!なんといきなりの豪雨&雷が!どうやら同行した当社営業マンがかなりの雨男らしく、遠出するときはいつも雨に降られるとか。勘弁してくれ…。傘が無く困っていたら、親切なお店の方が傘を貸してくれました。(あら珠さん、ありがとうございました!)
さらに取材中、急に店内が真っ暗に!外をみると、なんと信号が全部消えています。後にニュースで知りましたが雷の影響による停電が起きていたようです。すぐに復旧はしたものの、吉澤さんはボイラー再点火のため一度退席。急なトラブルにもあわてず騒がず、瞬時に対応されていました。さすがだなぁと思った瞬間です。
※創業当時の貴重なショット。車に時代を感じますね~!
以上、お店取材レポでした!
インタビューの詳しい内容は8月3日発売の「グルメキャリー334号」もあわせて是非ご覧ください!