飲食店のアルバイト求人によく記載されている「やる気があれば未経験でもOK」の文言。
あなたも疑問に思ったことないですか?
いったい、何をもって「やる気」というのでしょうか。「やる気があるから、応募するのに…!」疑問の種がムクムクと芽生えた筆者は、実際に求人を出している店長や採用担当者にお話を聞いてきました。自分の印象をアップして、採用にプラスに働かせるために…自分の「やる気」をどうアピールするか。
面接にのぞむ読者のみなさんのために、その内容をまとめてみました!
まず、応募の時から始まっている!
インターネットでの求人広告の主流になっているのが「WEB応募」です。
多くの媒体で、求職者が「名前・連絡先・メールアドレス」を入力すると簡単に応募できるようになっています。
しかし!その際、ページを注意してみると「自己PR」「応募動機」などが記載できる場所もあることにお気づきでしたか?
この欄に記入するだけで、ライバルに差をつける「やる気」をアピールすることができるのです。
・バイトしたらどう活躍したいか
・なぜ、このお店に興味を持ったか
など書くことで、採用担当者は「この子、やる気ありそう!」と思うでしょう。文章を考えるのが苦手な方には、具体的な記入例をご紹介しておきます。
例)
お店に食べに来た時に、活気がありチームワークのとれたやりとりを見て、働いてみたら楽しそうだと思い応募しました。
例)
未経験なので、最初は分からないですが仕事に早く慣れるよう頑張ります!
また、web応募の後は採用担当者から折り返しの電話がかかってくるケースも多くなっています。携帯電話に着信制限などかけている方は、前もって解除しておきましょう。そして、電話に出られなかった場合はなるべく早く折り返しの電話をしましょう!仕事に対するやる気はこのような細かいことから見えてくるもの。スムーズな応対も、採用に繋がりやすいポイントです。
?「やる気」オーラを出す方法あれこれ!
★面接
採用担当者との面接では、ハキハキと返事をして、出来るだけ目を見て話すようにしましょう!これは面接に限らず、初対面の人に好感度を持ってもらうコツでもあります。だからといって、ガン見はダメですよ!怖い印象を与えてしまう恐れもありますのでご注意ください
★入店初日
入店初日こそ、あなたのやる気をアピールするチャンス!
その後、打ちとけていくにも大事な場面です。
店長は、先輩スタッフにあなたを紹介してくれますが、それ以外の場面でも、知らないスタッフと会ったら「今日入店した〇〇〇です。よろしくおねがいします!」と大きな声で挨拶してみましょう!声は小さいよりも、大きくするだけで、「やる気」アピールにつながります。
★その他の「やる気」アピールポイント
◎まずはメモ
新しく教えてもらえることはメモをとりましょう!
⇒効率的なメモの取り方参照
◎元気に返事!
「こうやってやるんだよー」と教えてもらったことには
まずは「はいっ!」と返事をすること。
◎わからないことはその日のうちに聞く
バイト上がりに、今日教えてもらって分からなかったことは早めに聞いておくこと。
◎メニューを覚える
ホールスタッフの場合、最初にぶつかる難関はメニュー・ドリンクを覚えること。
特に英語やスペイン語、イタリア語でのメニューオーダーは家で復習して覚えた人が多いみたいです。
逆にマイナスに取られるポイントも知っておこう!
×話すときにボソボソと小さな声
自信がなくても、はっきり伝わるように話しかけましょう!
×目を見て話さない
目を見て話すのは、相手との距離を縮める第一歩。早くなじむためにも目を見て話そう!
×遅刻しない!
社会人としての基本ルールです!どうしても遅刻してしまうときは必ず電話しましょう。※遅刻連絡にメールやラインを使うのは基本的にNGです!!
×教えたことをメモしない
忙しいお店では、同じことを何度も聞くと「前も教えたよね?」って冷やかに見られるケースも。小さなメモをポケットに常備しておきましょう。※お店によってはメモを取らない、と教えることもありますので注意!
まとめ
「やる気」とは、「このお店で頑張りたい!」いうあなたの意志表示になります!
「入店してスグ仕事ができるようになる」とは店長はじめ、まありのスタッフも思っていません。まずは元気な声出しと笑顔を心がけてお店に慣れていくうち、お仕事も覚えていけるでしょう!