【検証1】飲食人はメタボになりやすい?
試食や味見など、仕事上カロリーを摂取する機会も多い飲食人。メタボが気になるところですが、実は肥満率が高い職業ナンバーワンは乗物の運転手なんです。ランキング表をご覧ください!
乗り物の運転手は一日中座りっぱなしで運動不足な上に、交通状況、乗客、運行スケジュール等に気を配らなくてはならず、ストレスも多い職種です。
「食事も簡単に済ませられるものはカロリーが高めなので、脳梗塞、心筋梗塞などで倒れる仲間も多い」(32才・路線バス運転手)。などなど、責任ある仕事に原因がありそうです。
2位の製造業もストレスに起因する過食が見受けられる職種。「社内では40才以上の社員の半数が痛風などの持病を持ち、『これは労災だ』が定番のジョークになっていますが、笑えませんよね」(50才・自動車製造)
5位の会社経営は、資金繰りなどの精神的ストレスにより過食傾向に陥ることも。「起業してたった1年で5キロも増えたんですよ。忙しくて運動どころじゃない」(38才・会社経営)。
女性が多い事務職員、看護師も4人に1人以上が太りすぎの傾向にあり、ムリなダイエットなどが原因で、深刻な肥満につながることもあるそうです。
【検証1の結果】飲食人はけっこう健康的!
常に食材が身近にあり、必要上の試食も多く、太る要素が多いように思える料理人は11位の「外食産業」に属します。
料理人は仕事柄、立ち仕事で常に動いており、カロリー消費が高いため、太りづらいと考えられます。さらに、栄養の知識があるため、食事もヘルシーにすることが可能です!?
ただ、夜の「まかない」には注意!閉店後に空腹に任せてガッツリ食べて、お酒を飲んで、という習慣は黄色信号です。いくら体を動かしていても、30代以降は太りやすくなります。体調管理ができてこそ「プロの料理人」です!健康に気遣って長く活躍してくださいね◎
【検証2】飲食人は残業が多い?
開店前の仕込みから閉店まで、さらに閉店後も後片付けや売り上げのチェック…と、一息つく暇もない飲食人ですが、他の業種と比較してみると…。
「残業百時間超え。過労死レベル超えてる」(24才・プログラマー)「疲れて家に帰っても、脳が冴えて眠れません」(28才・印刷関連)。「常に疲れているので、休みをレジャーに当てる気力が湧きません。家族サービスももちろん無理」(33才・広告営業)
【検証2の結果】飲食人はけっこう帰れてる!
このほか、コンビニエンスストアや建物管理、印刷関連など、勤務地が24時間稼働の業種も責任者の残業は常態化しているようです。世界的に見て働きすぎと言われる日本人、どの業界でも残業はあるようです。
【検証3】飲食人は出会いが多い?
アルバイトの学生や仕入れ業者など、人とコミュニケーションを取る機会も多い飲食人。予想どおり、1位のマスコミに続いて、飲食が2位にランクイン!
「単純に職場に男しかいない」(30才・メーカー)「早朝出勤&深夜残業で、そんな暇がどこにある!」(22才・商社営業)「学生時代からの恋人は、社会人になってから忙しくなり破局、それ以来ずっと独りです…」(26才・金融関係)。
やはり物理的に「近くに対象がいない」職業は、出会いの機会が少なくなるようです。
【検証3の結果】飲食人は出会いの連続!
飲食人は人と接する機会が多いというイメージがありますが、下馬評通り堂々2位にランクイン!一緒に働く事が恋愛に発展するかどうかはともかく、他職種と比較した場合、出会いが多い職種と言えるでしょう。
【検証4】飲食人は年収が低い?
激務の割に薄給のイメージがある保育士、介護士などの業種が上位。飲食人も5位にランクインしています。
「低賃金すぎて、自分の家庭が持てない」(26才・保育士)「手取りは二百万円台。家のローンは組めないし、子供もつくれないので、転職するしかない」(32才・介護職員)「勤務している幼稚園では、給料が初任給からずっと変わりません」(32才・幼稚園教諭)。
給料が安いせいで、保育士に就職する人が減っており、それに伴って、待機児童が増えている事も深刻な社会問題になっています。
【検証4の結果】現状は厳しい…だけど夢も大きい!
残念ながら、飲食人の年収は他業種と比較して低めの結果。しかし、現在は中途採用の待遇改善など、いろいろな面で良い方向に業界が向かってきています。さらに独立して店が成功したり大きな収入を得られる可能性もあります。
【検証5】飲食人は離職率が高い?
ご想像通り、飲食人は堂々のランキング1位!その理由を探ってみましょう。
転職を考えたとき真っ先に感じる、「今の仕事を辞めたら食べて行けるのか」という不安。
「毎日同じ作業の繰り返し。このまま何年も同じことをやるかと思うと…」(24才・娯楽)「転職をしたいが出来ることはこれしかないし、いまはしがみつく以外に選択肢はない」(38才・自動車製造) 「求人がとにかく少ない」(42才・輸送)
転職への不安はどの業種でも同じですが、医療系や美容師、飲食人などの「手に職」系の業種は、能力次第で比較的簡単に転職を決める人が多いようです。
【検証5の結果】目標を持ってる飲食人はやっぱり強い!
やはり離職率が高い飲食サービス業。飲食業の場合は、他業種と比べてスキルアップのための転職が多いので、離職率が高くなる傾向にあります。一人前の飲食人になるには、平均5回の転職をしているというデータもあります。目標をもって夢を追いかける、飲食人にはそんな情熱を秘めたタイプが多いのではないでしょうか。