×
飲食店でどんな外国人を社員採用したら違法?

飲食店でどんな外国人を社員採用したら違法?

先日、某有名中華料理店で社員として勤務する外国人スタッフが摘発、更には経営者が逮捕というニュースが業界で話題になりました。理由は「資格外活動」。彼ら、外国人労働者は「技術・人文知識・国際業務」のビザで滞在していましたが、

755 views


1217

先日、某有名中華料理店で社員として勤務する外国人スタッフが摘発、更には経営者が逮捕というニュースが業界で話題になりました。

理由は「資格外活動」。彼ら、外国人労働者は「技術・人文知識・国際業務」のビザで滞在していましたが、実際にはそれらに当たらない、単純労働(接客や調理)の仕事をしていたために摘発されたのです。

少し語弊があるかもしれませんが、これまでの飲食業界では当たり前のように行われてきました。飲食店では同じ母国を持つスタッフのマネジメントや、母国インバウンド向けのマーケティング、通訳等の業務があるとされるため「技術・人文知識・国際業務」ビザは取りやすいのです。

ただ、実際にはこれらの業務はほとんど行わず、現場業務ばかりしていたという実態がありました。今回の事件は、今までの「グレーゾーン」が「グレーではなく黒なのだ」ということで話題になりました。さらに話題を大きくしたのが、労働者だけでなく、経営者までが摘発(しかも逮捕)された事です。これは今後、飲食店の経営者にとって非常に深刻な問題と言えるでしょう。

結論から言えば、ビザの問題は、資格に仕事を合わせるか、仕事に資格を合わせるかの2つしかありません。現実的に、外国人労働者のために多くの仕事を作り出すのは困難ですから、資格を変えるほかありません。

現在、外国人労働者が単純労働を行えるのは、2019年4月に導入された新しい在留資格である「特定技能」ビザだけです。したがって、「技術・人文知識・国際業務」ビザを持っている外国人労働者が単純労働をしている場合は、退職してもらうか、「特定技能」ビザに切り替えてもらうしかありません。

ただ、「特定技能」ビザは「永住権の在留期間に入らない」、「家族を呼べない」などのデメリットもあります。お店側としては、外国人労働者に現状を正しく伝え、お互いに納得できる結論を探るようにしましょう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2022年3月卒の「留学生」を採用する飲食企業はコチラ

by エフラボ2020

この記事のライター

UROKO

UROKO

...

飲食店アルバイト情報サイトグルメdeバイト

カテゴリ一覧

労務

27件のまとめ

労務

資格・スクール

12件のまとめ

資格・スクール

レシピ

18件のまとめ

レシピ

ニュース

105件のまとめ

ニュース

インタビュー

115件のまとめ

インタビュー

仕事

56件のまとめ

仕事

コラム

84件のまとめ

コラム

海外・英語

13件のまとめ

海外・英語

カフェ

16件のまとめ

カフェ

スイーツ

8件のまとめ

スイーツ

雑学・豆知識

69件のまとめ

雑学・豆知識

お酒

13件のまとめ

お酒

美容・健康

24件のまとめ

美容・健康

食材

34件のまとめ

食材

お店

24件のまとめ

お店

バイト

3件のまとめ

バイト

カテゴリ一覧

労務

労務

資格・スクール

資格・スクール

レシピ

レシピ

ニュース

ニュース

インタビュー

インタビュー

仕事

仕事

コラム

コラム

海外・英語

海外・英語

カフェ

カフェ

スイーツ

スイーツ

雑学・豆知識

雑学・豆知識

お酒

お酒

美容・健康

美容・健康

食材

食材

お店

お店

バイト

バイト