アルバイトを始めるにあたり、「シフト制」と「固定制」どちらを選ぶか悩む方も多いと思われます。
ちなみに、曜日や時間が決まっている働き方を固定制、働く曜日や時間帯を職場の従業員と交代で勤務する働き方をシフト制といいます。
これらはアルバイト未経験の方にはなじみがない言葉で、想像しづらいかと思います。
今回は「シフト制」と「固定制」バイトの違いを丁寧にご説明します。
シフト制と固定制とは
シフト制の中には、働く日時を自分から申請する自由シフト制、職場と相談の上、働く時間や曜日を固定する固定シフト制があります。
シフトの希望は、おおよそ1カ月単位で決める所が多いです。アルバイトやパートだけでなく、社員の場合もシフト勤務を採用している会社もあります。
「固定制」はシフト制の反対で、会社の就業時間に合わせて勤務する曜日や時間が決まっている働き方です。
シフト制バイトのメリット、デメリット
自分のスケジュールに合わせて働けるのが、シフト制のメリットです。働く曜日、時間が毎週異なっても一向に構いません。たくさん稼ぎたいときは多く、シフトを入れ、休みたいときは少なくするという柔軟な働き方が可能です。
学生であれば突発的なゼミの集まりや、飲み会を避けながら働けます。
デメリットとしてはシフトが決まってない先の予定が立てにくいところと、バイト人数が多いときはシフトに入りづらくなる恐れがあるところです。
また、アルバイトを採用しやすい等の事情から飲食店の多くがシフト制を採用しています。
固定制バイトのメリット、デメリット
固定制のアルバイトは決まった時間に勤務するので、生活習慣が安定し、給料の見通しが立てやすくなります。シフト制に比べて長期の予定も組みやすく、突発的な仕事の依頼も少ないため、焦ることも少ないです。
デメリットとしては、急な休みが取りにくいことと、今月だけ多めに稼ぎたいというときに対応しにくいということが挙げられます。
固定制はアルバイトの採用を比較的抑えている個人飲食店や、パティシエ、調理師などのお仕事等があります。しかし、これら職人気質のアルバイト等も最近ではシフト制が増えています。
シフト制バイトに向いている人とは
学業やサークル活動に熱心に取り組んでいる学生には、シフト制が向いています。特にサークル活動は休日に行われることも多く、合宿などがあると長期で休みを取る必要があります。
また、旅行が好きだったり、趣味の時間をしっかりと確保したい、体があまり強くない方も、どちらかというとシフト制のアルバイトが向いています。
または、とにかくお金を多く稼ぎたいという方も向いています。休みを減らしてシフトを入れることが比較的容易に可能だからです。
固定制バイトに向いている人とは
生活習慣を安定させたい、毎月の収入の見通しを立てたいという方は、固定制のアルバイトがおすすめです。
また、将来の目標がしっかりと決まっている場合は、調理師等の固定制のアルバイトで働くことで、教えやすくなるので技術が身に付きやすくなります。
企業などに就職し、正社員で働く場合はほどんどが固定制での勤務になるので、サラリーマンの生活習慣に慣れることにもつながります。
https://www.g-de-b.com/G000/index.php
まとめ
「シフト制」と「固定制」バイトの違いをご説明しました。
同じお店でも、固定制とシフト制の両方を採用しているお店もあります。これらは面接時にでも確認し、希望する働き方を伝えましょう。