「朝寒くて起きられない…」「夜手足が冷えて寝つけない…」など、寒い季節は身体が冷えやすくなって大変ですよね。そんな時には身体の温まる飲み物で乗り切りましょう!
身体が冷えるとどうなる?
全身に酸素や栄養を運ぶため縦横無尽に流れる血液は、身体に入り込んだウイルスや菌を退治する白血球も運びます。血行不良は、これらが届かなくなることを意味するのです。
出典 冷えは 身体の悲鳴です!
実は最近若者を中心に35℃台の低体温の人が目立っているのです。体温は36.5~37℃が望ましく、体内深部の温度は37~38℃が理想的なのです。体温が下がれば免疫力も下がるので、病気に抵抗する力も落ちます。冷えは身体の悲鳴とも言えるのです。
出典 冷えは 身体の悲鳴です!
「身体を冷やすのは良くない」というのはよく聞きますが、上記の理由があったんですね。
身体を温めると良いことが起こる!
体温が上がることで、血行が良くなることで免疫細胞も活性化し体調を崩しにくい体になります。さらに、新陳代謝がアップして体脂肪を燃焼しやすい体になりダイエットにも効果が期待できそうです。
冷える飲み物・温まる飲み物の具体例
体を冷やす飲み物を具体的に紹介します。
- コーヒー
- 緑茶
- 牛乳
- 豆乳
- ジュース
- 清涼飲料水
- 水
- 白ワイン
- ビール
- ウィスキー
- 焼酎
体を温める飲み物には何があるかというと・・・
- しょうが湯
- 黒豆茶
- ほうじ茶
- 紅茶
- ウーロン茶
- 赤ワイン
- 日本酒
- 紹興酒
ここで「コーヒーは色が濃いから温める飲み物じゃないの?」と思いがち。でもコーヒーは、ブラジルやエチオピアなど赤道直下の暑い地域で収穫されるもの。ですのでコーヒーは体を冷やす飲み物となるのです。ホットコーヒーであっても冷やす飲み物なのですね。
「朝目覚ましも兼ねてホットコーヒーで温まろう」という人も多いのでは?コーヒーは逆に体を冷やしてしまうので注意が必要です。アルコール類も全部身体を温めてくれそうに思えますが、上記の例にもあるようにビールや焼酎、ウィスキー、白ワインは身体を冷やす原因になるので、お酒で温まりたいときには赤ワインや日本酒を選びましょう。
実は生姜に並んで冷えに効くと注目されている『ココア』
こんな実験も。
実際のサーモグラフィーでのデータを示します。
手の甲の表面温度はこのように色で示され、赤いほうが温度が高く、青くなるほど温度は低いことを表しています。?