牛肉とマグロを堪能できる「尾崎幸隆」は人の名前ではないのです。

尾崎は尾崎牛、幸隆は築地の仲卸であるやま幸の社長山口幸隆氏から頂いた名を組み合わせたもの。檜の一枚カウンターをはさんでの、エンターテイメント性を大切した麻布十番が誇る名店をご紹介します。

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本鮪の突先丼

マグロとごはんのシンプルな組み合わせで素材のおいしさを楽しめますね。

この日、やま幸から仕入れたのは宮城県石巻で水揚げされた黒マグロ。その頭の付け根の部分を、カウンター前の釜で炊きあげたご飯に乗せていただく。脂の乗ったマグロの旨みに負けないように、お米もその時季最高のものを厳選。今回は佐渡産こしいぶきだった。

出典：魅せるメニュー

尾崎牛鉄板焼

高級食材を贅沢に利用し、栄養バランスよく仕上がった一品。

尾崎牛の鉄板焼は、英国マルドンの塩とホースラディッシュでシンプルに身の柔らかさと肉汁を味わう。ソムリエと相談しながら、充実のワインリストからお好みの一本を選ぶのも楽しい。この料理にも食材をさらに引き立てる工夫が施されている。添えられているポテトサラダときんぴらゴボウがサプライズともいえる食感と美味しさで、このひと品全体をより一層華やかなものにしている。

出典：魅せるメニュー

トリュフと温泉卵の御飯

庶民的な卵かけごはんにトリュフを添えると高級メニューに早変わり。

ゆるめの温泉卵をあつあつのご飯にかけて…。ここまではどこにでもある卵かけご飯だが、トリュフを贅沢にトッピングするのは珍しい。とろける黄身とトリュフの香りがマッチして口に運ぶ勢いが止まらなくなる。

出典：魅せるメニュー

料理長　越谷道治さんから一言

食、和食、ソムリエなど多彩な経験をもつスタッフがそれぞれの個性を活かし合う環境をつくっています。檜の一枚カウンターをはさんでの、エンターテイメント性を大切にしています。お米を炊くタイミング、一見脇役の添え物にも最大限の手間をかけ、ワインなどのラインナップにもこだわり、尾崎牛とマグロをより楽しんでいただきたいですね。