おたるの寿司文化を、東京へ、世界へ、発信していく。

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東京でゼロからの店づくり、組織づくりにチャレンジ。

元は北海道小樽市発祥の「おたる寿司」。数年前に東京銀座に進出の際に、リーダーとして任されたのが三代目である中村氏だ。

「おたるの寿司文化を世界に広める、その使命を果たす第一歩として銀座に進出しました。（中略）銀座に店を出すとき、三代目だからという理由で冷ややかな目で見られることもありましたが（笑）、私はもともとチャレンジが大好きなんですね。そんなプレッシャーを、ゼロから一をつくりだすときのワクワク感に変えて、壁紙ひとつ、グラスひとつを選ぶことも自分のやり方で進めていきました」

出典：リーダーに聞け！

気持ちの健全度を、自分でコントロールするということ。

世界各国を飛び回り、常に鍛錬を欠かさない中村氏。多くの従業員を従え、お客様が目の前にいるカウンターで仕事をする上で中村氏は気持ちを前向きにすることの大切さを強調する。

「気持ちを前向きにすること。ポジティブシンキングという言い方もありますけど、私は『健全度』と呼んでいるんですね。この健全度を、自分でコントロールすることが、この仕事では求められていると感じています。それは、つけ場に立つ職人だけの話ではありません。サービスや調理師など、すべてのスタッフに欠かせない精神的なスキルだと思っています」

出典：リーダーに聞け！

「100人の経営者をつくる」が、創業時からのビジョン。

一つの仕事を覚えたら、また一つ大きなステップへ。おたる寿司は人を育て、一人前となって巣立つまでの様々なチャンスを与えている。

「当社はゴールではないと思っています。寿司文化をしっかりと習得し、人づくり、店づくり、経営についても学び、職人を越えた立派な経営者として巣立っていってほしいんです。私はいつも思うんですよ。飲食業の価値が実際に働いている現場の人に伝わっていないと。飲食業って素晴らしい仕事なんです。私はその価値をしっかりと伝えていきたいと思っています」

出典：リーダーに聞け！

お店情報

おたる政寿司