地域がもとめる「第3の場所」をチームワークでつくる。

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給料は満たされているのに、
気持ちは満たされない。

一流大学を卒業後、大手出版社に勤務というエリート人生を歩んできた岡山氏。しかし、充実した毎日とは言いづらかった。

「雑誌の流通に関わる仕事だったんですが、何をすれば評価されるのか。それが分からなかったんです。やる気は満々なのに、いつも空回りしているような毎日 でした。大手の会社なので、給料もいい。逆にいえば、お金は満たされているのに、気持ちは満たされないという状況だったんです」（中略）そうした気持ちがふつふつとわき上がってきた20代の終わり、父親の会社が経営危機を迎えた。
岡山氏は、その飲食店の一部を買い取るというカタチで飲食業に参入することに。

出典：リーダーに聞け！

業態よりも、コミュニティの場づくりに興味がある。

主に魚介類を取り扱う店舗を複数展開しているサードプレイス。岡山氏は特に業態を絞っているわけではないと話す。

「業態って、ひとつの表現方法みたいなものだと思うんですね。独立したらこんなコンセプトや空間でやってみたいとか。料理はこうで、お皿はこういうの使って、椅子は北欧のデザイナーのものじゃないとダメとか（笑）。そういう願望は、もともと私にはありませんでした。私がやりたいことは、街のコミュニティの場になるということ、それだけなんです。それも、家庭や仕事場では味わえない、本来の自分に戻れる場所。社名にもなっている、サードプレイスという場所をつくっていきたいんですね」

出典：リーダーに聞け！

これまで評価されてこなかった人が輝ける環境へ。

長く愛される店を目指し、人間関係を密にしてチームワークをアップさせることを岡山氏は目指している。結果、独立を入社当初は目指していたものの会社と共に成長していくことを考える社員も多いという。

「これまで組織の中に埋もれて評価されてこなかった人が、当社に入ってとてもいきいきとしている姿を見られるのがとても嬉しいです。先日も、アルバイトスタッフが自分の休みの日に、両親を連れて飲みにきてくれて…。すごく嬉しかったです」

出典：リーダーに聞け！

お店情報

株式会社サードプレイス