食材のブランディングで、地域のブランド力を高める

Tweet

町をPRする公認のアンテナショップとしての
「ご当地酒場」

当時すでに3店舗を運営していた合掌氏。北海道八雲町に幼馴染が移転し、そこから地域の食材を頻繁に送ってもらうようになったことから、八雲町のアンテナショップを開くことを思いついた。そこから金銭の補助なしで店舗を開くこととなった。

「補助金はいりませんと申し上げました。あくまでも、協力していただきたいのは、情報や熱意や労力だと。地域の素晴らしい食材を東京の「ご当地酒場」で提供し、PRすることで町ごと注目していただく絶好の機会になる。そうしたWINｰWINの関係を築いていきたいと説明させていただいたんです」

出典：リーダーに聞け！

故郷のある独立希望者に、店を委託していく

北海道から始まった、この事業計画は佐賀県や青森県まで派生している。いずれも使用する食材は現地の生産者から提供されており、中には独立を果たした元社員もいる。

「（中略）これは会社の成長に貢献してくれた社員がいよいよ独立希望が出て、（中略）それじゃ故郷の食材をつかって独立したらいいじゃないかと、業務委託というカタチで独立してもらったんです。これからも、故郷のある独立希望者に支援制度の一環として、ご当地酒場を委託していきたいと思っているんですよ」

出典：リーダーに聞け！

食材のスペシャリストになれるチャンスでもある

ご当地ならではの食材を使用した料理を手がけることで、キッチンスタッフは独自の調理法を生産者から聞くことができる。

まだ全国的に知られていない稀少価値のある食材をいち早く扱うことができることは、その食材のスペシャリストになれるチャンスでもある。

出典：リーダーに聞け！

お店情報

株式会社 fun function