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複数のことを同時に考えられる人が、 成長していく人。

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厨房に立つ経営者/トロワ・サージュ オーナーシェフ 鎌田 佳行。1964年、福井県生まれ。大阪の調理師専門学校卒業後、神戸のフランス料理店に就職。1年後、20才のとき、フランスへ2年間滞在。帰国後、都内のレストランを経験。シェフも任される。水道橋で「トロワ・サージュ」を9年間経営し、多くのファンをつかむ。2011年、飯田橋に移転したばかり。

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228m

敷居が高すぎず低すぎず、
地域のニーズにジャストフィット

フレンチと洋食とワインを結びつけたレストラン「トロワ・サージュ」
日常的に利用できるレストランとして長く愛されているこのお店。
その秘訣とは?

「オムライスなど、おなじみの洋食メニューに加えて、ちょっと耳慣れないムサカをラインナップに加えることで、あれを食べに行こうと、わざわざムサカ目当 てにご来店していただけるようなメニュー構成にしています。また、ランチタイムは食べてすぐ、オフィスに戻らなくてはなりません。お客様にしてみればオー ダーしたら、すぐに料理が出てきたほうがいいですよね。ランチはスピードもサービスなんです。そのために、仕込みをきちんとやるようにしているんです」
出典:厨房に立つ経営者

店を開業するより、つづけることを学んでほしい

修業時代、フランスの現地レストランや都内のレストランで幅広くフレンチを取り組んできた。スキルを身に付けては次に学ぶものを探し修業をしてきた鎌田氏。
長く愛されるレストランになるための経営術とは?

「来ていただくために、お金をいただくために、何をすべきか。そこが、お店を長年にわたってつづけていくための最大のポイントだと思うんですよね。自分が やりたいことをやるだけでは、価値の押し付けになってしまう。そうじゃなくて、お客様が何を望んでいるのかを感じ取る力がお店の運営には欠かせないので す。その力さえあれば、あとは自分が蓄積してきたものを引き出し、スキル、得意分野などを活かせば、5年後10年後に開花していくのではないでしょうか」
出典:厨房に立つ経営者

お客様のニーズをいつも探り、それに応える

フレンチからオムライスやハンバーグの洋食メニューを提供してリーズナブル感を求めるニーズに応え、ランチのスピード感では、ビジネスパーソンたちのニーズをとらえている。
どのようなことを大切にしているのでしょうか?

「お店を評価するのは、私たちじゃなく(笑)、お客様ですからね、当たり前のことなんです。そのためになら、捨てるべきこだわりをきちんと捨てる覚悟も大事です」
出典:厨房に立つ経営者

店舗情報

228s

トロワ・サージュ
住所:東京都千代田区飯田橋2-8-7
電話:03-6272-5066
時間:ランチ/11:30~14:00
   ディナー/17:30~22:00(L.O.)
休日:日曜・祝日不定休
  (パーティの場合は営業)
交通:各線飯田橋駅徒歩3分
http://troissages.muse.bindsite.jp/

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teizo

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