小麦粉とバター、マーガリン、ショートニングなどを練りまぜた生地を皿状にし、 オーブンで焼いた菓子や料理を総称して「パイ」といいます。
アップルパイのはじまり
パイはとても歴史の古いお菓子で、生地を平たい層状に作ることは、すでに古代エジプトにもあったと伝えられています。初めのころは肉や魚を詰めていたようで、15世紀になってからりんごを詰めたアップルパイが登場。
そしてパイ菓子として17世紀のフランスから発達していったのです。日本の西洋との接触は、1543年ポルトガル人の種子島漂着から始まります。カステラや金平糖といったものが南蛮菓子として伝えられましたが、その後の鎖国政策で貿易が途絶えたため、この頃はアップルパイはまだ知られていませんでした。その後開国により再び西洋との交流が始まり、明治半ば以降、アップルパイが日本でも認められていったようです。
美味しいリンゴの見分け方
蜜の詰まった甘くて美味しいリンゴをチョイスするための見分け方は主に3つあります。
1.重さ
一つ目は重さです。基本的にリンゴは大きく、重たいものほど甘味がつよいとされています。同じ大きさのリンゴを手に取り、重量感を比べてみてください。蜜がつまったリンゴほどズッシリとした重さを感じるはずです。
2.ツルの太さ
二つ目はツルの太さ。ツルは、みずみずしくて太いものを選びましょう。ツルが太くてしっかりしているということは、それだけ樹の上で充分完熟できている証拠でもあります。
3.色
三つ目は色。リンゴのお尻(下部)の色をチェックしてみてください。黄色く、透き通った色であればあるほど、完熟であることを表しています。
上記三つの中でも、特にお尻の部分が黄色や赤みがかっている果実は完熟している証拠です。高確率で蜜が入っていると言えます。スーパーや果物店などに行く際には、ぜひ確認してみてください。
ただ今の時刻は午後3時。アフタヌーンティーと一緒にアップルパイを食べながら、記事を書いてみました(笑)