たまに無性に食べたくなる、お赤飯。赤飯というと、どんなものを想像しますか? 小豆やささげが入ったうすいあずき色の御飯にごま塩をふりかけて食べるものですよね。
少なくとも、関東出身の筆者の記憶の中では、上に挙げた写真のようなルックスでした。結婚式の引き出物や、入学式におばあちゃんが用意してくれた特別な思い出とともに、もっちりしたご飯に、ごま塩の味がよみがえるのではないでしょうか。
北海道のお赤飯は甘い!
しかし!その常識は北海道では通用しません。かの地では、小豆の代わりに甘納豆で赤飯を作るようです。甘納豆を使うため当然御飯は甘くなり、小豆特有の色もつかないので食用色素で着色して鮮やかなピンク色にしているようです。御飯というより和菓子に近い感じ…といえば想像がつくでしょうか。
コンビニで衝撃の姿を目撃!
当然コンビニで売られている赤飯も甘納豆入りです。人工的に着色しているため、私達がいつも見ている赤飯の色とは一味違い、まっピンクです。本州で見るよりはるかに鮮やかなピンクのお米(外側からは豆は見当たらない)の中に、うめぼしのごとく甘納豆が鎮座しているのです。このことを知らず、青森のコンビニで購入し、食べた時の衝撃を、筆者は忘れることができません!
赤飯だけじゃない!特有の文化
小豆繋がりの余談ですが、北海道は葬式饅頭も本州とは違い異様に大きいようです。